English Camp 第2隊

2016.08.23

  • イングリッシュキャンプ

今年もEnglish Camp第2隊が菅平高原の大原ビガークラブにて2泊3日に渡って行われました。

第2隊の軸となる活動はディベートです。初日にトピックが投票によって「海城生は学校に携帯電話を持ってきてよいか」「海城生にアルバイトは許可されるべきか」に絞られました。その後参加者たちは中3と高1の混成グループを含む、7人から8人で構成される3つの班に分かれ、2日間かけてディベートの構造や進行方法、意見表明の表現やスキルを学びます。最終日、各班は賛成(Pro)サイド、反対(Con)サイドに分かれてディベート本番に臨みました。本番はそれぞれのサイドが意見を発表する第1段階、作戦タイムをはさんで相手の意見に反論(rebuttal)する第2段階があります。準備段階で予想していなかったことを相手側が発言すると、日本語でアイディアをなんとか出してもそれを英語に短時間で変換する作業が加わり、反論するのが難しくなります。また、相手のどの意見にターゲットを絞って反論するか、というのも勝敗を分けました。一番弱い意見に攻撃するのは簡単ですが、強い意見にコメントしないと印象が弱くなるからです。反論する回数を前年度より1回多く設定しましたが、先生方にアドバイスされたように中3も高1相手に堂々と英語で意見を述べていました。生徒達はこのディベート活動を通して、準備がいかに大切か、準備が自信となり、発表態度に現れるかを学んでくれたでしょうか。また、何度も口にしたフレーズ、例えば”You said that….it might be true, but….”なども自分のものになったと思います。

また、今年も第1隊同様、クリケットやネットボールといった馴染みのないスポーツを体験したりBBQをしたりと、ネイティブの先生達と授業以外で交流する時間を設けました。日常の自然な場面で必要に迫られて発する英語も、対話を通して少しずつ1文が長く、自信を持って言えるようになっていく様子が見て取れました。これからの英語学習の弾みになってくれればと期待しています。(グローバル教育部、本間匡倫)

 

授業風景。

授業風景。

1日目夜 クイズ大会。

2日目午前 ネットボールのルール説明を聞いている様子。

2日目午後 BBQ

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2日目夜、スピーキングラリー。

3日目午前 ディベート本番。

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作戦タイム中。

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閉会式